2013年03月01日

農業は儲かる?儲からない?


こんにちは。農的アフィリエイター・NAOです。


初めてのご訪問であれば
よろしければ最初の記事をお読みください。
当ブログのコンセプトと自己紹介があります。
インターネットと農業
http://boom-nao.seesaa.net/article/319009463.html



本日のテーマは予告通り、

農業は儲かるのか?儲からないのか?

となります。 もしくは

儲かるようになるべきなのか?無理なのか?

さらに言い換えるなら、

資本主義経済の中で頑張るべきか?
 それとは相入れないので離脱すべきか?


とも言えましょうか。


さっそくですが、
いきなり結論から入ろうかと思います。


NAOなりの知見を基に、
現時点で出ている結論がこれです。




農業は儲かる?儲からない?








 ・・・・どっちでもいい。








どうしたのNAOくん、グレちゃった?
なんで急に素っ気ない態度・・





・・いやいやいやいや、
これだけ農業の事を書いている
NAOくんが無関心なわけないじゃないですか(笑)



わざとぶっきらぼう風なセリフにしましたが、
(スベッていてもご愛敬)


要は、

どちらにしても農業は発展すべき

と考えているということです。



※以下、どの表現が「儲かる」側か
 「儲からない」側なのか
 分かりにくくなるかもしれないので、
 「儲かる」⇒A
 「儲からない」⇒B
 と記号を当てておきます。


この考えに至った経緯を述べますね。


微生物研究をしている学生籍の途中から、
有機農業に関心を持ちだして以降、
機を見ては農業関連のイベント・勉強会に
足を運んでいました。
(今も休日はそれに費やしています)

それを数年続けると、さすがに
もう聞き飽きてしまったんですね。

「農業で稼げるようになろう!」(A)
「農業は貨幣社会とは別だ!」(B)
「日本の農業技術を海外に売り込もう!」(A)
「TPPは無理!国内農家の保護は手厚く!」(B)

そのどちらにも。


誤解を招かないように弁明しますが、
僕は全ての「農者」(※前記事参照)
をリスペクトしています。
僕に知識・情熱を分け与えてもらって
いつも感謝しています。



******************

あと、これはNAO個人の性質の話ですが、
ここで記述している内容の前置きとなるので、
一応、参考までにお読みください。

僕はノンポリなんです。
他人に影響されやすく、
自分の中の意見は常に揺らいでいます。

逆に言うと、柔軟な思考ができていて、
長所でもあると思ってます。


僕は自我意識をもつようになった思春期以降、

・右翼的だったり左翼的だったり
 (国粋主義だったりコスモポリタンだったり)
・核抑止論に賛同してたり核廃絶すべきと考えたり、
・禁欲志向があったり欲望の解放に憧れたり、

ゆらゆらゆらゆら揺れまくっています。


自分の軸を確立しないまま、
好奇心の赴くまま、
どれも中途半端に勉強してしまうためでしょう。

また、極端に論理思考を好む傾向
(つまり理屈っぽいということです笑)
があるのですが、このため
論理的であれば納得してしまうことも
一因だと思っています。

論理というものは案外脆いもので、
その結論を導く前提条件だったり要因が、
少し変われば真逆の結論になったりする
こともしょっちゅうです。

だから論理を信仰しているならば、
気をつけましょうね。
(自分に言っています笑)


******************


農業で、「儲かるか」「儲からないか」
しつこいですが言い換えると
「お金が発生するか」(A)
「お金で換算できない価値なのか」(B)


その両方の思想に触れてきて、
揺さぶられ続けて、
ようやく自分で考えるようになりました。


そのどちらも、目的は同じなんです。

農業を盛んにしたい、大切にしたい

という点です。


「なんで農業を盛んにしなきゃいけないの?
 食べ物なんて安く工場で作ればいいじゃん、
 外国から安く買えばいいじゃん」

と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、

農業が(なんとなく)好きで、
普段から農業について意識がある方は
当たり前過ぎてあえて自問することもないから
これの回答がとっさに出てこないことも
あるかもかもしれませんね。

でも少し整理する時間をもらえれば、
皆さん、マシンガンのようにいくらでも出てくるので、
これは別の機会に譲ります。
(これを機にご自分の中で整理しておいて下さいね)



・・少し横道に逸れました。

とにかく僕たちには、
農業を盛んに、大切にする」という
共通目的があるのだ、と再認識しました。


その過程には様々あって当然ですので、
AとBの両者の思想が
ときに対立(注)しているかのように
見えるのは少し心が痛みます。

(注)あくまでその両者を見比べたときに
  僕個人がそう感じた、ということです。
  当事者同士が互いに批判しているような事例も
  見た事がありますが、常にそういうわけではありません。


(もちろんAとBの対立ばかりでなく、
 融合的な考え方も多いですね。
 そのひとつの半農半X
 数回後の記事にて復習したいと思ってます。)


AとBが対立しているかのように見える場合、
お金」という概念について
感情的に捉えている時、
それは起こっていると感じています。


お金」は
純粋な道具でもあり、
感情が乗り移る媒体でもあるから、
見方ひとつで振る舞いが変わります。

例えば、電子が
粒であったり、波であったり、
定点に存在していると考えたり
存在確立の雲として考えたり、
で物理学的振る舞いが変わって見えるのと
似ています。

何が言いたいのか
分かりにくくなってしまったかもしれませんが、
つまり観測の仕方・考え方で
振る舞いが違って見える対象物によって、
最終目的を見失っていないか
常に気をつける必要がある、
ということです。


僕は「お金」は研究しがいのある
面白いものだと思っていますので、
「お金」を感情を乗せたパワーのある
道具
として利用し尽くせばいい、
と現時点では考えています。

それは、農業生産それ自体で
お金が生み出されれば、
当然それはそれで素晴らしいし、(A)

農業生産関連とは別の手段で
お金を生み出し、そのパワーを借りて
農業を投資対象とするのも良いですね。(B)
(配当はプライスレスな食料と人的つながり等)



ここでちょっと事例をみてみましょう。

A「農業で稼ぐ」
という方向で有名どころは

@トップリバーの嶋崎氏
A農家のこせがれネットワーク


B「農業では稼げない」
で僕が知っているところでは、

B中沢新一氏が発言していた「ギフト」の思想
 (『純粋な自然の贈与 』より)
Cサステナ・ライフ(持続可能な生活を考える会)


とりあえず2つずつ挙げてみました。

ちょっと長くなってきたので、
1つずつの簡単な紹介と
NAOの見解を足して各論を進めるのは
次回に先送りしたいと思います。

お楽しみに。


今回も長くなったのに、
最後までお読み下さりありがとうございました!




NAO

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ラベル:農業
posted by ブリッジライターNAO at 23:36| Comment(3) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
NAOさんのブログで目的として「農業を盛んにしたい、大切にしたい」とありますが、私はそこに加えて「守りたい。引き継ぎさせたい。」という言葉を追加したいです。今の農家は戦後の農地開拓で切り開いた世代の人が、自分の子供、孫に受け渡す時代だと思います。うまく受け渡せない人が高齢化して残り、宅地造成などでその土地を手放した人は去っていくという流れで、子孫が切り開いた自分の土地を引き継ぐ事はとても難しい問題だと思います。私の周辺の人は、米を作っていますが、機械的コスト、手間を考えれば完全に赤字です。でもなぜやるの?と思うと、田んぼを遊ばして雑草地にしたくない、先祖からの土地をほったらかしいる姿を見せたくない。いう理由から、儲けは考えず米を作って維持しているのが現状です。
以上初めて参加させていただきましたが、この前の箱田先生の時にNAOさんに言った自分の夢と同じ事です。
Posted by 広瀬 均 at 2013年03月03日 19:46
広瀬さん、コメントありがとうございます!!
〉「守りたい。引き継ぎさせたい。」
まったくそのとおりですね。僕が「盛ん、大切」と表現した言葉の中には「盛ん=廃れさせない=守る、大切=守るべき=引き継がれるべき」というニュアンスも含めさせて頂きます。
引き継ぎ問題は、「親の心子知らず」の典型例なのかもしれませんが、子供に引き継がせたくて維持しているつもりなのに、赤字を出してたり、作業で疲れた姿を見せていたら、それを見ている子供はそれに憧れませんよね。若者は憧れられるものに向かうのが世の常ですから・・。
それにひとつの解答を示しているのが、「農家のこせがれネットワーク」だと思います。代表の宮治さんとお話したとき、「こせがれ問題の解決こそが農業を救う」という明確なビジョンをお持ちのスゴイ方ですから、今後ともご注目下さい。
Posted by NAO at 2013年03月06日 13:47
コメントバックありがとうございます。
せっかくなので私の家で作っている米の話をさせてください。
私の家で作っているのは、幻のコシヒカリです。なぜ幻かというと新潟県で栽培推奨しているコシヒカリは、コシヒカリを親として品種改良されたコシヒカリBLです。新潟県では純血のコシヒカリの種を購入しようとしても販売されてなく。(農協の策略?)わざわざ富山の業者から取り寄せて栽培しています。
多分、新潟県産の純血コシヒカリの流通は1割以下と言われています。(コシヒカリBLで検索すると詳しく説明されています) NAOさんは、有機、無農薬に関心があると思いますが、いもち病に強くする為に改良されたBLは当然農薬の量にも差がでると思いますが、BLを広めることで昔のコシヒカリの味が無くなっていきます。私の父は、今までの経験でBLと同じ栽培方法で米を作っています、肥料の時期、量をまちがうと、穂が伸びすぎて倒れてしまいます。私は外食以外、この米しか食べたことがないので本当においしいのかわかりませんが、昔のコシヒカリを私に栽培させたいということで毎年幻のコシヒカリを作っています。
ご希望なら、メールアドレスを教えてもらえれば種の袋の写真を送ります。
Posted by 広瀬 at 2013年03月06日 22:59
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